米7月ISM非製造業指数が予想を下回りサービス業の鈍化が鮮明に。景気後退懸念が再燃。
ユーロ円は170円台で推移。心理的節目の170円割れで調整加速の可能性。
本日18時発表のユーロ圏小売売上高は上振れならECB利下げ観測後退でユーロ買い圧力に。
前日価格変動TOP3
- GBPJPY +0.43%
- BTCUSD -0.91%
- XTIUSD -1.74%
NY市場マーケットハイライト
- 7月ISM非製造業指数は予想を下回り鈍化、景気減速懸念が再燃
- トランプ大統領、ロシア原油購入巡り対インド関税「大幅引き上げ」警告
- 米株軟調、ISM指数悪化と関税政策への懸念で失速
- ドル円反発、米10年債利回り上昇が支援材料に
- ユーロ円反発、欧州株高とドル円上昇が支援
- ポンドドル続伸、米指標下振れでポンド買い優勢
- ゴールド続伸、経済減速懸念と地政学リスクで安全資産買い
- 原油は続落、OPEC+増産方針とロシア制裁不透明感が重し
- ビットコイン反落、続く米指標の下振れで上値重い展開
ユーロ/円(EUR/JPY)テクニカル分析
ユーロ円の日足チャートを分析する。7月末の急落後は、ボリンジャーバンドのミドルラインと21SMMAの間で推移し、やや下向きの流れが継続している。
足元では170.00円の心理的節目が意識され、直下の21SMMA(21 Smoothed MA)とともに支持帯を形成している。
戻り局面では171.70円および172.66円が上値として意識されやすい。一方、下落した場合は、169.44円および168.95円が直近の目安となる。
ストキャスティクスは20台を推移しており、売られすぎ圏に接近するも現時点では反転の兆しは限定的である。

今後、170円を明確に割り込んだ場合、下落調整が一段と深まる可能性があるため、この水準の攻防が短期的な焦点となる。
今日の経済指標とイベント(8月6日)
- 15:00(日本時間)、独・製造業新規受注
- 18:00(日本時間)、ユーロ圏・小売売上高
- 23:30(日本時間)、米・原油在庫統計