米国、7日に大規模関税発動、世界経済への下押し懸念強まる。
FRBクック理事が雇用統計に懸念、米経済転換点の可能性が利下げ観測を支援。
ゴールドは市場不安定化と様子見姿勢を背景に持ち合い継続。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD +1.45%
- JPN225 +0.83%
- XTIUSD -1.72%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ大統領、ロシア原油購入巡り対インド25%追加関税に署名、最大50%に
- 米ホワイト関係者が対日追加課税15%と言及、日本側説明と一部相違
- FRBクック理事が7月雇用統計に懸念表明 米経済転換点の可能性示唆
- 米株堅調、大型株の上昇を背景にダウ81ドル高、ナスダックは252ポイント高
- ドル円反落、米債利回り低下とFRB高官の利下げ肯定示唆で一時146円台
- ユーロドル上昇、米金利先安観の強まりを背景に
- 原油は続落、米国対ロシア制裁巡る様子見で持ち高調整売りが継続
- ゴールドは4営業ぶりに反落、米長期金利上昇が重し
ゴールド/米ドル(XAU/USD)テクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。チャートは大きなレンジを形成しつつ、緩やかな上昇基調を維持している。
直近では大陽線を伴って反発したものの、エンベロープ+1.0%付近で上値が抑えられ、反発の勢いはやや鈍化している。
MACDはヒストグラムがわずかにプラス圏へ転じ、シグナル線とのゴールデンクロスも確認されているが、拡大幅は限定的でモメンタムは弱い。
上値の目安は3398ドルおよび3438ドル、下値は20EMA水準の3348ドル、次いで3308ドルが意識される。

今後、中期的には、この上昇基調の維持に加え、エンベロープ帯域の突破が相場の分岐点となる。
今日の経済指標とイベント(8月7日)
- 10:30(日本時間)、豪・貿易収支
- 15:00(日本時間)、独・鉱工業生産指数
- 20:00(日本時間)、英・中銀(BOE)政策金利発表
- 20:00(日本時間)、英・中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
- 20:30(日本時間)、英・中銀ベイリー総裁発言
- 21:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数