ゴールドは上昇一服、モメンタム弱くレンジ継続か

X(Twitter)
Facebook
Instagram
LinkedIn
Copy URL

米国、7日に大規模関税発動、世界経済への下押し懸念強まる。

FRBクック理事が雇用統計に懸念、米経済転換点の可能性が利下げ観測を支援。

ゴールドは市場不安定化と様子見姿勢を背景に持ち合い継続。

前日価格変動TOP3

  • BTCUSD   +1.45%
  • JPN225    +0.83%
  • XTIUSD     -1.72%

NY市場マーケットハイライト

  • トランプ大統領、ロシア原油購入巡り対インド25%追加関税に署名、最大50%に
  • 米ホワイト関係者が対日追加課税15%と言及、日本側説明と一部相違
  • FRBクック理事が7月雇用統計に懸念表明 米経済転換点の可能性示唆
  • 米株堅調、大型株の上昇を背景にダウ81ドル高、ナスダックは252ポイント高
  • ドル円反落、米債利回り低下とFRB高官の利下げ肯定示唆で一時146円台
  • ユーロドル上昇、米金利先安観の強まりを背景に
  • 原油は続落、米国対ロシア制裁巡る様子見で持ち高調整売りが継続
  • ゴールドは4営業ぶりに反落、米長期金利上昇が重し

ゴールド/米ドル(XAU/USD)テクニカル分析

ゴールドの日足チャートを分析する。チャートは大きなレンジを形成しつつ、緩やかな上昇基調を維持している。

直近では大陽線を伴って反発したものの、エンベロープ+1.0%付近で上値が抑えられ、反発の勢いはやや鈍化している。

MACDはヒストグラムがわずかにプラス圏へ転じ、シグナル線とのゴールデンクロスも確認されているが、拡大幅は限定的でモメンタムは弱い。

上値の目安は3398ドルおよび3438ドル、下値は20EMA水準の3348ドル、次いで3308ドルが意識される。

【XAUUSD/日足】

今後、中期的には、この上昇基調の維持に加え、エンベロープ帯域の突破が相場の分岐点となる。

今日の経済指標とイベント(8月7日)

  • 10:30(日本時間)、豪・貿易収支
  • 15:00(日本時間)、独・鉱工業生産指数
  • 20:00(日本時間)、英・中銀(BOE)政策金利発表
  • 20:00(日本時間)、英・中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
  • 20:30(日本時間)、英・中銀ベイリー総裁発言
  • 21:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数

X(Twitter)
Facebook
Instagram
LinkedIn
Copy URL