英中銀(BOE)が0.25%利下げ決定。政策金利は4%に引き下げも僅差の採決で今後の追加緩和には慎重な構え。
米ホワイトハウスは次期FRB理事に米大統領経済諮問委員会(CEA)ミラン委員長を指名、今後の金融政策スタンスに市場が注目。
トランプ大統領が401kでの暗号資産運用を可能とする大統領令に署名、退職金運用拡大期待からビットコインは2%超上昇。
ユーロドルはドル売り圧力の強まりに支えられ、短期的な回復基調を保ちつつ推移。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD +2.09%
- XAUUSD +0.88%
- XTIUSD -0.83%
NY市場マーケットハイライト
- 英中銀が0.25%利下げ、米関税の影響を懸念し経済下支えか
- 米ホワイトハウス、次期FRB理事に米CEAミラン委員長を指名
- 米株まちまち、ダウ反落・ナスダックは史上最高値
- ドル円続落、FRB理事人事の報道を受けドル売り優勢
- ユーロドル続伸、ドル全面安の流れで買いが進む
- ポンドドル続伸、英利下げも総じてタカ派的姿勢維持でポンド買い
- 原油は続落、米ロシア首脳会談期待で供給ひっ迫懸念が後退
- ゴールドは反発、地政学的リスク後退で安全資産需要が支え
- ビットコイン続伸、401k運用対象拡大の大統領令で資金流入
ユーロ/米ドル(EUR/USD)テクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ローソク足はエンベロープの各ラインに沿った推移を続けており、足元では+1.0%ライン付近の1.1736ドルが上値の目処として意識されている。
価格は7月1日の高値1.1830ドルを起点に下落に転じたが、直近では回復基調にある。
MACDはマイナス圏に位置しながらもゼロライン付近まで切り返し、シグナルライン(赤)と交差しつつある点が注目される。
上昇継続となれば1.1736ドルの突破が焦点となり、その上は1.1830ドルが意識される。一方で下方向では、21EMA(1.1620ドル)および52EMA(1.1556ドル)付近が段階的なサポートとなり、1.1392ドルが最終的な下値の節目となる。

今後は、1.1830ドルあるいは1.1392ドルを明確に抜けるか否かが、相場の方向性を左右する分岐点となる。
今日の経済指標とイベント(8月8日)
- 8:50(日本時間)、日本・経常収支
- 21:30(日本時間)、カナダ・雇用統計