注目の経済指標とイベント(1/19~1/23)
今週は物価・雇用・金融政策が集中する重要週。週前半は米祝日で落ち着きやすいが、後半は米GDP・コアPCE、日銀とカナダの政策金利で変動が大きくなりやすい。
貴金属市場には資金が流入し、シルバーとプラチナが急騰。
シルバーは中国の輸出規制による供給不安が背景で、中長期では上昇余地がある一方、RSIは高水準で短期調整に注意。
プラチナも高値圏で推移し、上抜ければ一段高が意識される。
注目の経済指標とイベント(1/19 ~ 1/23)

重要な指標・イベント
今週は、主要国の物価・雇用・金融政策が集中する重要な週だ。
週明け1/19は米国が祝日で市場は落ち着きやすい一方、カナダCPIと政策金利があり、カナダドルは変動に注意が必要である。
1/20〜21は英国の雇用統計とCPI、ドイツPPIが発表され、欧州通貨の方向性を左右するだろう。
1/22は米GDP、コアPCE、失業保険申請件数など米国の最重要指標が集中し、ドル相場の大きな材料となる。
1/23は日本の全国CPIと日銀政策金利発表が予定されており、円相場に強い影響が出やすい局面だ。全体として、後半に向けてボラティリティ上昇に警戒したい。
相場のファンダメンタル
貴金属市場に資金が大量流入している。年初から貴金属価格は急騰しており、特にシルバーやプラチナの上昇は目を見張る勢いだ。テクニカルというよりもファンダメンタルで動いている。また、投機マネーも混在しており、非常に判断が難しい相場。
今週は日銀政策金利発表・カナダ政策金利発表や米GDPなどの発表が予定されている。米個人消費支出(PCE)なども重要指標だ。各国のインフレ率にも注目したい。
米国のインフレ率が鈍化していれば、利下げを後押しすることになる。ただ、FRB議長とトランプ政権の対立は激しくなっており、別の意味で波乱がありそうだ。
テクニカル分析
シルバー(XAG/USD)
シルバーの週足チャートを分析する。
シルバーは驚異的な上昇となっている。ボリンジャーバンドの+3σ線にタッチして最高値更新後に70ドル近くまで下落したが、年初から中国が銀輸出厳格化という報道を受けて、供給不安が広がった。そのため、シルバーの価格は急激に上昇した。
年末までは投機的な動きだったが、年初の報道を受けて実需に影響すると市場は認識している。そのため、中国政府の銀輸出規制が緩和されなければ、価格の下落は起きにくいと予想できる。
シルバーはハイテク産業に不可欠であるため、需要が増えるが供給減となるという構図が継続すれば、上昇圧力となりやすい。中長期的には100ドルを目指して上昇しそうだ。
テクニカル分析をすると、RSI(24)は82.5となっており、極めて高値圏。移動平均線からの乖離も大きくなっており、いつ反落してもおかしくない。市場が冷静になれば、70ドル付近までは下落する可能性も考えられる。

プラチナ(XPT/USD)
プラチナの週足チャートを分析する。ボリンジャーバンドの+1σ線~+3σ線のバンドウォークを形成している。週単位のボラティリティも非常に大きくなっている。RSI(24)は73となっており、高値圏の推移が継続。最高値更新となるかに注目していきたい。
プラチナについては高値圏での「はらみ足」となり、2476ドルを上回れば、テクニカル的にも上昇に弾みがつきそうなチャート形状となっている。

※本記事の情報は市場の動向をご紹介するもので、投資の推奨や勧誘を行うものではありません。また、情報の正確性・完全性について保証するものではありません。
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