ポンド円、200円を前に上昇一服

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米SF連銀総裁が秋の利下げを示唆、市場の緩和期待が再燃。また、雇用市場の底堅さを背景に米株は続伸し、ナスダックは連日で最高値を更新

ビットコインは政策支援期待と機関投資家需要を背景に11万6000ドルを突破し過去最高値

ポンド円は200円の心理的節目を前に伸び悩み、上昇一服感が意識される

本日発表の独・消費者物価指数(CPI)は、ECBの金融政策スタンスに影響を与える可能性

前日価格変動TOP3

  • BTCUSD   +2.56%
  • AUDUSD   +0.82%
  • XTIUSD      -2.08%

NY市場マーケットハイライト

  • 米サンフランシスコ連銀総裁、秋の利下げ検討に言及
  • ブラジルは米関税に対抗し、報復関税やWTO提訴を検討
  • 米株続伸、良好な雇用指標受けダウ192ドル高、ナスダックも最高値更新
  • ドル円続落、米長期金利の低下に連動
  • 豪ドル大幅上昇、銅関税発表で価格急騰、資源国通貨の豪ドル買いが加速
  • ビットコイン最高値更新、政策支援と投資需要で11万6000ドル超え
  • 原油は反落、OPECが26〜29年の需要見通し引き下げ

英ポンド/円(GBP/JPY) テクニカル分析

ポンド円の日足チャートを分析する。ポンド円は、今まで2024年7月以来の高値圏である200円の心理的節目に何度か挑戦してきたものの上抜けは果たせていない。

今回も、直近のローソク足はボリンジャーバンド+2σ付近から反落しており、短期的な上昇トレンドに一服感が生じている。

また、トレンドの勢いを示すADXは水準を切り下げており、上昇トレンドの勢いが和らぎつつある。RSIは60を若干下回っており、買いバイアスは残るものの過熱感は限定的である。これは、200円台突破に対する市場のスタンスが明確化していないと解釈することもできる。

【ポンド円/日足】

下値となる目先のサポートは198.44円付近が意識されており、ここを下抜けた場合は196.88円付近が視野に入る。一方、200円のレジスタンスを明確に突破すれば、上昇トレンドの加速につながる可能性がある。

今日の経済指標とイベント(7月11日)

  • 15:00(日本時間)、英・国内総生産(GDP)
  • 15:00(日本時間)、独・消費者物価指数(CPI)
  • 21:30(日本時間)、カナダ・雇用統計

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