トランプ大統領がEU製品に15%超の一律関税を求めたとする報道、米欧通商摩擦の再燃懸念が一部で浮上(英FT)
米国でGENIUS法(ステーブルコイン規制法)が成立しドル連動型暗号資産に法的枠組み。デジタル決済普及の重要な転換点となる見通し
本日は日本休場、参院選の結果を受けて市場では日銀の政策見通しに注目、中長期的にドル円上昇要因となる可能性も
前日価格変動TOP3
- NZDJPY +0.66%
- NZDUSD +0.52%
- XTIUSD -0.47%
マーケットハイライト
- トランプ大統領、EU製品に15〜20%の包括的関税を検討(英FT報道)
- 米でGENIUS法(ステーブルコイン規制法)が成立、法的枠組み明確化
- 米株まちまち、ダウ142ドル安と3日ぶりに反落 ナスダックは5日連続で高値更新
- ドル円続伸、米インフレ期待鈍化と米債利回り低下でドル弱含み
- ユーロドル反発、FRBウォラー理事の7月利下げ支持を材料視
- 原油は小反落、米欧の対立激化懸念で景気・需要警戒感が強まる
- ビットコイン小幅続伸、GENIUS法による規制整備が支援材料
- ゴールドは反発、ドル軟化見通しから安全資産志向が強まる
ビットコイン/米ドル(BTC/USD)テクニカル分析
ビットコインの日足チャートを分析する。現在のローソク足は、エンベロープの+9%および+4%間で推移し、11万7980ドル付近を中心としたペナント型の保ち合いを形成している。
MACDは高水準を維持する一方、シグナルラインとの乖離は縮小しつつあり、上昇モメンタムの鈍化が示唆される。また、RSIは70を下回っており、買い圧力にやや陰りが見られる点にも留意したい。

短期的には、エンベロープ+4%水準での反発が確認されれば、上値12万1875ドルのレジスタンスが視野に入る。一方で、同ラインを下回る場合、11万5625ドル付近までの下押しリスクが高まる。現局面では、ペナントの上下いずれにブレイクするかが、次のトレンド判断の分岐点となる。
今日の経済指標とイベント(7月21日)
- 日本・休場(祝日)
- 23:00(日本時間)、米・景気先行指標総合指数