ドル円は米金利上昇と国債安を受け143円台前半まで下落しドル売り加速
英CPIの上振れで英中銀の利下げ期待が後退しポンドドル急伸
WTI原油は在庫予想外増加で需要懸念再燃し下落
ゴールドは中東情勢不安で安全資産需要が強まり上昇
カナダドルは下降トレンドと長期サポートの収束でレンジ継続
本日は米欧のPMIや米失業保険件数などでボラティリティに警戒
価格変動TOP3
- XTIUSD -1.46%
- XAUUSD +0.91%
- USDJPY -0.59%
NY市場マーケットハイライト
- ドル円下落、金利上昇と米国債安でドル売り加速、一時143円台前半
- 米株式相場下落、米20年債入札低調が波及し売りが加速し続落
- ポンドドル急伸、英CPI上振れが材料視
- ユーロ円下落、ユーロ買い先行もドル円の下落が重しに
- WTI原油下落、米在庫予想外の積み増しで需要懸念
- ゴールド上昇、中東地政学リスクがゴールドの買い需要を下支え
カナダドル/米ドル(CAD/USD)テクニカル分析
USDCADは、3月高値から引かれた下降トレンドラインに上値を抑えられ、弱含みの展開が続く。一方、週足の長期サポートが下値を支え、価格は収束ゾーンに接近中。
短期的には、フィボナッチ78.6%(約1.3800ドル)が次の支持帯に。現状のローソク足が、一目均衡表・転換線(赤実線)および20日EMA(青実線)の両指標に被さるように位置している点は、上昇への反発圧力が限定的であることを示唆している。

ストキャスティクスは売られすぎ水準(20台)にあり、短期的なブレにも警戒が必要。終値ベースでトレンドラインを明確にブレイクすれば、次のトレンド発生シグナルとなる可能性がある。
今日の経済指標とイベント(5月22日)
- 8:50(日本時間)、日・機械受注
- 16:30(日本時間)、独・製造業PMI
- 17:00(日本時間)、独・Ifo景況感指数
- 17:00(日本時間)、ユーロ・製造業PMI
- 20:30(日本時間)、ユーロ・欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨公表
- 21:30(日本時間)、米・新規失業保険申請件数
- 22:45(日本時間)、米・製造業PMI
- 23:00(日本時間)、米・中古住宅販売件数