ドル円は参院選後に石破首相続投表明で政局不安が一時後退、円買い優勢となり反落
EUが米関税の対抗措置を拡大する構えとの報道で、リスク回避姿勢が強まりゴールド急伸
今夜のFRBパウエル議長発言を控え、金利見通し次第でドル相場が大きく変動する可能性
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +1.39%
- BTCUSD -0.91%
- USDJPY -0.95%
NY市場マーケットハイライト
- EUが対米関税強化を検討、関税引き上げ期限接近で対抗措置拡大の構え
- 共和党議員がFRB議長調査を改めて要求、パウエル議長への圧力再燃
- 米株まちまち、ダウは小幅続落もナスダックとS&P500は過去高値更新
- ドル円反落、石破首相続投表明で政局不安後退し円買いで反応
- ユーロドル上昇、米金利低下と指標悪化がユーロ買いを後押し
- 原油は続落、ロシア制裁と米欧貿易交渉を睨み様子見基調
- ビットコイン反落、暗号通貨法案の成立進展も規則制定が数ヶ月先で投資家は慎重姿勢
- ゴールドは急伸、米関税を巡るEU報復準備報道で安全資産需要が高まる
米ドル/円(USD/JPY)テクニカル分析
米ドル/円の日足チャートを分析する。三角持ち合いを上方にブレイクした後、149円台まで上昇したが、直近では陰線を形成し反落している。
上値は148.79円付近で抑えられており、この水準には150日移動平均線(SMA)が重なっており、強固なレジスタンス帯として意識されている。一方、146.89円のサポートを下抜けた場合、次の下値目安として146.09円付近が視野に入る。
ストキャスティクスは依然として高水準にあるものの低下傾向にあり、モメンタムの鈍化を示唆している。

今後は、149.22円を明確に上抜けることで150円の大台を試す展開が見込まれるが、反落が続く場合は短期的な調整局面が一段と進行する可能性がある。
今日の経済指標とイベント(7月22日)
- 10:30(日本時間)、豪・中銀金融政策会合議事要旨公表
- 18:15(日本時間)、英・BOEベイリー総裁発言
- 21:30(日本時間)、米・FRBパウエル議長発言