ユーロドル、ドル売りとテクニカル転換で再び上値試す展開

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ドル円は米10年債利回りの一段の低下と米日貿易協議の進展懸念で、円高圧力が強まり146円台まで下落

ビットコインは大手銀行の仮想通貨事業への本格参入報道で大幅反発、一時12万ドル超へ急伸

本日発表の米中古住宅販売件数は金利高止まりで消費活動の持続性を示し、ドル相場の方向性を左右

前日価格変動TOP3

  • BTCUSD   +2.47%
  • XAUUSD   +0.99%
  • USDCHF    -0.63%

NY市場マーケットハイライト

  • トランプ大統領がパウエル議長の早期退任に言及、政策金利維持を改めて批判
  • 米ダウが3営業日ぶりに反発、ナスダックは利益確定で反落
  • ドル続落、リッチモンド製造業指数の悪化と10年債利回り低下が背景
  • ドル円は円高進行、10年債利回り低下を受け146円台前半まで
  • ユーロドル続伸、米金利低下や米経済指標の下振れを受けユーロ買い優勢
  • ゴールドは続伸、長期金利低下とドル安受け上昇幅拡大
  • 原油は続落、需給懸念や世界経済の不透明感が重し
  • ビットコイン反発、大手銀行の仮想通貨事業参入報道でセンチメント改善

ユーロ/米ドル(EUR/USD)テクニカル分析

ユーロドルの日足チャートを分析する。価格はこれまで上値を抑えていた下降トレンドライン(黒破線)および21SMAを明確に上抜け、テクニカル構造に変化が見られる。

RSIは現在61台で推移しており、過熱感はないものの、買い優勢の状態に転じつつある。

足元では1.1772ドルが目先のレジスタンスとして意識されており、これを上抜けた場合には、次の上値目標として1.1830ドルが視野に入る。

一方、上昇一巡後の押し戻し局面では、1.1639ドルが最初のサポート水準となり、割り込んだ場合は1.1557ドルまでの調整余地が生じる可能性がある。

【EURUSD/日足】

現在の上昇はテクニカルな節目を超えた直後であり、上抜けが定着するか否かが、今後の方向性を左右する重要な分岐点となる。

今日の経済指標とイベント(7月23日)

  • 20:00(日本時間)、米・MBA住宅ローン申請指数
  • 23:00(日本時間)、米・中古住宅販売件数
  • 23:00(日本時間)、ユーロ圏・消費者信頼感指数
  • 23:30(日本時間)、米・原油在庫量

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