ポンドドルは1.344ドルの強い抵抗線に到達後、反落している。4月の主要通貨変動率はドル円が+0.49%、ユーロドルが-0.75%、金が-1.31%となった。
米株式市場は反発し、ベッセント財務長官は米中貿易緩和を示唆。一方IMFは世界成長見通しを下方修正した。ドル円は140円割れから急反発し、原油は米国の対イラン追加制裁発表を受け上昇。金は3500ドルの最高値を更新後に反落。ポンドドルのRSIは70超から下落し、調整局面入りの可能性がある。
本日は米国の住宅指標とPMIデータの発表が予定されている。
4月の価格変動TOP3
- USDJPY +0.49%
- EURUSD -0.75%
- XAUUSD -1.31%
NY市場マーケットハイライト
- 米株式相場は反発、ベッセント財務長官は米中貿易の緩和を示唆する発言
- IMFは世界成長見通しを引き下げ、関税問題が足かせに
- ドル円は一時140円割れも急反発、ドル高相場に
- 原油は反発、米国が対イラン制裁の追加を発表
- ゴールドは最高値更新し3500ドルに到達、高値陰線を形成し反落
- ユーロドルは軟調な値動き、10日移動平均線を終値で割り込む
- 米リッチモンド連銀製造業指数予想を下回る、景気悪化懸念
- ビットコイン(BTC)続伸し、3月以来の高値更新
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルはフィボナッチエクスパンションの61.8%に到達した後に反落している。下値には10日移動平均線が控えている。2024年に意識された高値である1.344ドルが意識されているようだ。非常に強い抵抗帯となる可能性が高い。

RSIは70を一時的に上回ったのちに反落している。買い勢力の勢いが鈍化しており、急激なドル安が進んでいた相場だったが、調整局面入りの可能性がある。
今日の経済指標とイベント(4月23日)
- 9:30(日本時間)、Nikkeiサービス業購買担当者景気指数(PMI)
- 17:30(日本時間)、英総合PMI
- 18:00(日本時間)、EUR貿易収支
- 21:30(日本時間)、米建築許可件数
- 22:45(日本時間)、米製造業購買管理者指数
- 22:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数
- 23:00(日本時間)、米新築住宅販売戸数
- 23:30(日本時間)、米原油在庫量(EIA)