日経平均は対日関税25%から15%への削減報道を受け、年初来高値の4万1000円台を回復
ドル円は日米関税合意と日銀利上げ観測で続落し円買いが優勢
本日、ECB政策金利発表とラガルド総裁会見を控え、ユーロ相場のボラティリティ拡大に警戒
前日価格変動TOP3
- JPN225 +5.15%
- BTCUSD -1.19%
- XAUUSD -1.25%
NY市場マーケットハイライト
- 日米が関税で大筋合意、相互関税率を15%に設定
- 日経平均は年初来高値を更新、日米関税の合意を受け4万1000円台に
- NYダウは昨年12月以来の高値を一時更新、日米合意報道で投資家心理が改善
- ドル円続落、日米関税合意と日銀利上げ観測が円買い誘発
- ユーロドル続伸、米欧通商合意への期待が支援
- ゴールドは反落、米金利高止まりで相対的魅力が低下
- ビットコイン反落、12万ドルが心理的レジスタンスとして意識され売り優勢
日経平均株価(JPN225)テクニカル分析
JPN225の日足チャートを分析する。現在の価格は、25SMAに支えられて反発し、急騰局面へと移行している。
現在の価格は、2024年7月12日の戻り高値4万1780およびフィボナッチエクスパンション61.8%の4万1646という主要レジスタンス帯に達しており、目先の達成感が意識されやすい水準にある。
25SMAは一貫して上昇基調を維持しており、短期的なトレンドの押し目支持線として機能している。また、RSIは70台に達しており、上昇圧力の強さがうかがえる。

今後、4万1780を明確に突破すれば上昇余地が広がるが、足元は急騰後の一服感が意識されやすい局面にある。仮に、25SMAを下抜ける展開となれば反落リスクが高まり、支持線がどこになるかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(7月24日)
- 16:30(日本時間)、独・購買担当者景気指数(PMI)
- 17:00(日本時間)、ユーロ圏・購買担当者景気指数(PMI)
- 17:30(日本時間)、英・購買担当者景気指数(PMI)
- 21:15(日本時間)、ユーロ圏・ECB政策金利発表
- 21:30(日本時間)、米・失業保険申請件数
- 21:45(日本時間)、ユーロ圏・ECBラガルド総裁記者会見
- 22:45(日本時間)、米・購買担当者景気指数(PMI)
- 23:00(日本時間)、米・新築住宅販売件数