トランプ大統領がクックFRB理事の解任を正式表明、理事は訴訟で対抗の構え示しFRB独立性と利下げ圧力への懸念が市場に波及する展開。
イーサリアム(ETH)は史上最高値を更新後に5000ドル台を試す展開、機関投資家からの関心が強まる中で過熱感も警戒材料に。
本日発表の豪消費者物価指数(CPI)はインフレ鈍化と利下げ観測の再燃を背景にRBAの金融政策見通しを占う材料として注目集まる。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD +1.42%
- XAUUSD +0.74%
- XTIUSD -2.15%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ大統領がクックFRB理事の解任を表明、理事側は法的措置で対抗の構え
- 米株反発、堅調な経済指標で景気の底堅さを意識
- ドル円反落、FRB独立性への懸念強まり上値の重い展開
- ユーロドル反発、ドル売り基調に沿って買い戻し優勢
- ゴールドは急伸、FRB独立性懸念が安全資産需要を押し上げ
- 原油は反落、IEA供給過剰警告で売り圧力強まる
- ビットコイン反発、ドル軟調とテクニカルな下値支持で
イーサリアム/米ドル(ETH/USD)テクニカル分析
ETH/USDの日足チャートを分析する。価格は一時5000ドルに迫ったものの、長期上昇チャネル上限(青)に上値を抑えられ反落した。現在のローソク足は反発を見せており、下落基調からの持ち直しがうかがえる。長期的には上昇基調を維持しているが、短期的には調整の余地を残している。
現在は7EMA・21EMA・30EMAの移動平均線に下支えされつつ、中期上昇チャネル(オレンジ)内で推移し、長期チャネル上限と交差する水準に位置している。
RSIでは弱気ダイバージェンスが残る一方、58付近まで回復しており、中立圏ながら短期的な売り圧力は和らいでいる。
上値の目標としてはまず4690ドル、次いで心理的節目の5000ドルが意識される。一方、下値は4230ドルおよび4060ドルが重要なサポートとなる。

今後は、短期的には調整局面に入るリスクは否定できないものの、5000ドル突破に向けたモメンタム回復の有無が今後の相場の方向性を占う上で焦点となる。
今日の経済指標とイベント(8月27日)
- 10:30(日本時間)、豪・消費者物価指数(CPI)
- 15:00(日本時間)、独・Gfk消費者信頼感
- 23:30(日本時間)、米・週間石油在庫統計
ThreeTraderでの取引条件を知る
最新スプレッド・仕様は公式ページからご覧いただけます。
⇒ 詳細を見る