ポンド円は方向感模索、 需給は上昇バイアスを維持

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米消費者信頼感指数が市場予想を上回り、主要通貨に対してドルが広く買われる展開に

ドル円は大幅上昇、日本国債の超長期金利急低下とドル買いが主導

米株は指標好調を背景に全面高、ダウ・ナスダックともに急伸

ポンド円は方向感に乏しい中、需給は強く上昇基調復帰の可能性を探る局面

本日のFOMC議事要旨で利下げ時期の手掛かりが焦点、ドルと金利反応に注目

価格変動TOP3

  • USDJPY  +1.05%
  • XTIUSD    -0.88%
  • XAUUSD  -1.14%

NY市場マーケットハイライト

  • ドル全面高、米消費者信頼感指数が予想を上回り買いが強まる展開に
  • ドル円上昇、日債利回りの急低下とドル高が追い風 144円台半ばへ
  • ユーロドル下落、仏CPI鈍化と米指標改善がユーロ売り誘導
  • ユーロ円・ポンド円続伸、円急伸と株高が支援要因
  • 米株式相場全面高、ダウ・ナスダックともに幅広い買いで急伸
  • WTI原油は下落、OPECプラス会合前に供給増懸念が売り材料に
  • ロンドン株反発、トランプ政権の関税見直しでセンチメント改善
  • ビットコイン動意薄、2025年暗号通貨会議を様子見ムード

ポンド円(GBP/JPY)テクニカル分析

ポンド円の日足チャートを分析する。現在の価格帯は、幅広いレンジを示す赤色の下降チャネルと、その内部に形成された青色の上昇チャネルが交差する領域に位置しており、両チャネルの境界線が強く意識される局面にある。52日移動平均線は概ね横ばいで推移しており、相場は中期的に均衡状態にあると読み取れる。

一方、資金の流出入に着目すると、A/Dライン(下段:緑色実線)は右肩上がりを維持しており、買い圧力の存在が示唆される。このように、価格には方向感が乏しいものの、需給面では上昇バイアスが内在している点は見逃せない。

チャネル構造としては、上昇チャネルが維持されるかどうかが分岐点であり、仮にこの下限を割り込まずにローソク足が切り返すようであれば、赤色の下降チャネル上限を試す局面へ移行する可能性が高い。そのラインを抜ければ、青色チャネルが意識されていることになる。

【ポンド円(GBP/JPY) 日足】

価格に方向感が乏しい一方、需給面では上昇バイアスが続く中で、今後の焦点は青色チャネルの有効性である。青色チャネル内でローソク足が移行していくのであれば、短期的な上昇トレンドの継続となるであろう。

今日の経済指標とイベント(5月28日)

  • 10:30(日本時間)、豪・消費者物価指数(CPI)
  • 11:00(日本時間)、NZ・ニュージーランド準備銀行政策金利
  • 16:55(日本時間)、独・失業率、失業者数
  • 20:00(日本時間)、米・MBA住宅ローン申請指数
  • 23:00(日本時間)、米・リッチモンド連銀製造業指数
  • 翌3:00(日本時間)、米・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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