ビットコインは上昇傾向を示し9万5000ドル付近で停滞している。米国株式市場は6日間で約8%上昇する大幅続伸を記録。トランプ大統領による自動車関税軽減措置の署名は自動車関連株式にとって好材料となり、日本市場への好影響も期待される。
為替市場ではドル円が小幅上昇、ユーロドルは転換線が抵抗線として機能している。
ゴールドは3320ドル付近で横ばい状態が続き、原油価格は米経済指標悪化と貿易減少懸念から大幅続落している。今日の経済指標には日本小売業販売額、各国GDPデータ、米雇用統計などが予定されている。
今週の価格変動TOP3
- XAUUSD -0.71%
- EURUSD -0.32%
- USDJPY +0.25%
NY市場マーケットハイライト
- 米国株が大幅続伸、6日間の上昇率は8%程度
- トランプ大統領が自動車関税軽減措置の大統領令に署名
- 自動車関連株には支援材料、日本市場も上昇が期待
- ドル円は小幅上昇、祝日のためドル円は取引量が少ない
- ユーロドルは転換線が抵抗線として機能、支持線は26日移動平均線
- ゴールドは3320ドル付近で停滞、下値も上値も堅い
- 原油価格が大幅続落、米経済指標の悪化と貿易減少懸念が影響
- ビットコインは上昇基調、9万5000ドルが強い抵抗線
ビットコインテクニカル分析
ビットコインの日足チャートを分析する。ビットコインは7万5000ドル付近まで下落したが、2回大きな下ヒゲを形成し、一目均衡表の雲を上抜けて9万5000ドル付近まで上昇している。9万5000ドル付近は過去に何回も意識された価格帯であり、上抜けるかどうかに注目である。

RSIを見ると、やや数値が下落しており、上昇の勢いがなくなっている。一定期間レンジ相場を形成し、RSIが50付近まで下落するタイミングで押し目買いが入るかどうかも注目したい。
今日の経済指標とイベント(4月30日)
- 8:50(日本時間)、日本小売業販売額
- 10:30(日本時間)、豪消費者物価指数
- 17:00(日本時間)、ドイツGDP
- 18:00(日本時間)、EU圏GDP
- 21:15(日本時間)、米ADP雇用統計
- 21:30(日本時間)、米GDP
- 21:30(日本時間)、カナダGDP
- 23:00(日本時間)、米個人消費支出価格指数コア